第8回:連立微分方程式とマクロ



前回、ルンゲクッタ法とマクロについて紹介しました。
ところで、連立微分方程式というものがあります。
微分方程式だけでも難しいのに、もっと難しいです。
手計算ではあまりやりたくない問題です。

Excelを使えばもう少し楽ですが、表計算ではかなり面倒です。
やはりやりたくない問題です。

しかし、我々は今やマクロが使えます。
マクロを使えば、最小限の修正でいろいろな連立微分方程式を解くことができます。

せっかくマクロが使えるようになったので、Excelで微分方程式を解く話の最後に、連立微分方程式に挑戦してみましょう。
このあたりになると、Excelの凄さがわかってきます。

マクロはビジュアルベーシック(VB)というプログラミング言語で書かれています。
今回は私が作ったものを提供しましたが、自分でマクロを作ってみたいという人もいるかもしれません。 この講義はプログラムの講義ではないのであまり時間はさけませんが、自分でも作ってみたいという人もいるかもしれないので、自分で作る場合のマクロの簡単な説明をしておきます。
プログラミングについては第13回講義でもあらためて説明します。

連立微分方程式

話の流れもあるので、前回の復習から始めます。
前回、ちゃんと実習できた人は、「ルンゲ・クッタ法」「マクロの使用」は読むだけで、実習は省略してかまいません。
「連立微分方程式」から実習しましょう。

復習:
ルンゲ・クッタ法
マクロの使用

実習:
連立微分方程式
惑星の運動
連結振動

マクロの簡単な説明

自分でマクロを作りたい場合の最初の手順を説明します。

マクロの簡単な説明


課題

課題4