ボブは、自分宛の通信の変換方式を公開する。 (但し、公開するのは上記のnとeだけである。p,q,dは公開しない。) 「みなさーん、私に暗号で送るときは、送りたい数値を5乗して91で割った余りを送信してください」 |
![]() |
![]() |
アリスはその指定された方法で数値を変化して送る。
例えば、CATはC=67、A=65、T=84。 675=1350125107=14836539×91+58 655=1160290625=12750446×91+39 845=4182119424=45957356×91+28 なので、「58,39,28を送りまーす」 |
ボブは、自分宛の通信の変換方式の逆変換を使って解読する。 これは、送られてきた数値をd乗してnで割った余りを求めればよい。 5829=1378516006777431104836763434029972462511887354953728 =15148527547004737415788609165164532555075685219271×91+67 3929=13831637670618865315545398098596852261222647559 =151996018358449069401597781303262112760688434×91+65 2829=928074647171094496152036391094208962756608 =10198622496385653803868531770266032557764×91+84 なので、67,85,84が取り出せた。 数字と文字の対応表で、これはCATである。 「はーい、受信できましたー!」 |
![]() |