ウイルス対策ソフト(Windows11用の説明)
コンピュータをウイルス被害から守るためのウイルス対策ソフトがあります。これは
- まず、侵入させないようにする。
- 万が一侵入されたしまった場合、除去する。
ということをします。
ウイルス対策ソフトによっては、ウイルス以外のコンピュータの不具合なども監視したり、修復してくれたりするものもあります。
ウイルス対策ソフトは通常Windowsが立ち上がったあとに自動的に立ち上がり、監視作業を開始します。この作業は表面的には動いているように見えませんが、このような表面的には見えずに裏で行われる作業を
バックグラウンド作業といいます。
自分のPCウイルス対策ソフトの状態
まず最初に、自分のコンピュータにウイルス対策ソフトがあるか確認してみましょう。
ウイルス対策ソフトは購入時に最初から入っていることもあります、そういうものはいわゆる”お試し版"であって、一か月とか三か月とかで使えなくなってしまうことが多いです。
また、あるいは入っていても「使います」と何らかの形で宣言しないと動かない状態で入っている場合もあります。
したがって、自分のPCのウイルス対策ソフトは以下のような状態が考えられます。
- ない。
- あるが、動いていない。
- ある。動いているがすぐに使えなくなってしまう。
- 長期間保護してくれる状態で動いている。
Windowsの場合は、Windows8からDefender(デフェンダー)というのが最初から入っているので、「ない」ということは、普通はありません。
同様に、Macも最初からウイルス対策があります。
まず、自分のコンピュータのウイルス対策ソフトがどの状態になっているか確認して、以前ダウンロードしたPCスペック表(所有PCおよびその環境についての現状調査)に記入して行きましょう。
以前ダウンロードしてない人は。こちらからダウンロード
スペック表のダウンロード
ウイルス対策ソフトを見てみる(Windows11)
Window10の人はこちらへ
Windowsセキュリティのページに行きます。
設定 を開きます
プライバシーとセキュリティをクリック
Windowsセキュリティをクリック
ウイルスの脅威と防止 をクリック
以下のような画面が出ます
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最初からあるDefenderが動いている場合 |
大学提供の
Trend Micro Apex One
が動いている場合 |
それら以外のウイルス対策ソフトが入っている場合。
これはマカフィーリブセーフが入っている場合 |
Defender以外のものが動いている人は、画面右下の∧を押すと、ウイルス対策ソフトのマーク(アイコン)が見つかるはずです。
大学提供のウイルス対策ソフトのTrend Micro Apex Oneのアイコンは以下のようなものです。
 | 小さいと、 こんな風に見える
 | Trend Micro Apex One |
それ以外のものでは、いくつか有名なものとして以下のようなものがあります。
 | McAfee(マカフィー)社の製品 |
 | トレンドマイクロ社のウイルスバスター |
 | Norton(ノートン)社の製品 |
 | SourceNext(どーすネクスト)社のゼロウイルスセキュリティ |
 | カスペルスキー社の製品 |
 | フリーのウイルス対策ソフトアバスト |
まず、自分のPCでどのウイルス対策ソフトが動いているか調べ、PCスペック表に書き込みましょう。
Defenderを使っている人はこちらへ
大学提供のウイルス対策ソフトを使っている人はこちらへ
それ以外のウイルス対策ソフトを使っている人はこちらへ
Macを使っている人はこちらへ
ウイルスに感染したかもと感じたら
以下のような動作を突然するようになったら、ウイルスの感染の可能性があります。
ただし正常な動作でも以下のようなことは起きることがあるので、あせらずに対処しましょう。
- 急に動作が重くなる。ハードディスクのインジケータが表示し続ける。
- 知らないソフトがある。
- 見たことのないウィンドウが突然開く。
ウイルスに感染している可能性があるときは
- とりあえずネットワークケーブルを抜く。無線LANの場合は無線LANを停止する。
- ウイルス対策ソフトを動作させ、スキャンする。
ということをする。(この場合ネットワークが使えなくなってしまうので、正常なときにウイルス対策ソフトのインストールと、最新のウイルス定義ファイルへの更新を行っておかなければならない。
ウイルス対策ソフトは、ウイルスを駆除(消去)してくれるが、場合によっては消せない場合もあります。
その場合は
隔離として、ファイルは消さないが、安全な状態に移動して処理することもあります。
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