自分のパソコンのセキュリティ設定

以前書いた、パソコンのスペック表を埋める作業の続きです。
スペック表を用意してください。

Windows Update(ウインドウズアップデート)

この前 Blaster というウイルスを紹介しました。
このウイルスは、Windowsの欠陥をついて侵入するものでした。
このようなウイルスはウイルス対策ソフトでも防御できますが、根本的解決にはWindowsの欠陥を修正しなければいけません。
Windowsの欠陥はMicrosoftの責任なので、Microsoftがネットを利用して無償で修理してくれます。
それが WindowsUpdate(ウインドウズアップデート)です。

ウインドウズアップデートは、ウイルス関係だけではなく、Windows安定性や速度アップなど、全般の修正をしてくれます。
また、Windows10に最初から付属しているDefender(デフェンダー)というウイルス対策ソフトに最新のウイルスデータの情報を教えるとか。WordやExcelなど、Microsoft製品の修正もしてくれます。

Windowsアップデートは、本当に重要なものはこちらの操作とは関係なく、強制的に送られてきます。
(設定で強制的に送られないようにできますが、重要な修正なのでそうしない方がいいでしょう。
Windowsを終了するときに以下のような画面が出るのは、アップデートが送られてきて、適用されているのです。

ただ、それほど重要でない更新は自動的には送り込まれない場合もあります。
あるいは、不具合を相談するときに、「最後にアップデートしたのはいつですか?」と問われるかもしれません。
そこで、Windows Updateトの画面に進む方法を学びましょう。

Windows Updateの画面を見てみる

Windows10でWindows Updateの画面を見る場合はこちら

Windows8でWindows Updateの画面を見る場合はこちら

MacでWindows Updateに相当する作業を行う場合はこちら

前回同様、設定画面に行きます。

左の欄で Windows Update を選びます。

「最新の状態です」となっていれば問題ありませんが、念のため 更新プログラムのチェック を押してみましょう。

少し待ちます。

それでも「最新の状態です」となっていれば問題ありません。

更新プログラムがあれば、ダウンロードとインストールが始まります。

場合によっては、この後、PCの再起動が要求されることがあります。

何か仕事中の場合は、直ちに再起動をしなくてもいいですが、なるべく再起動しましょう。

非常に重要なアップデートは、WindowsUpdateの画面に関係なく、自動的にネットでおくりこまれてきます。
そういうときは、シャットダウンのボタンにオレンジのが付きます。

こういうときは、メニューに通常の「再起動」「シャットダウン」に加えて「更新して再起動」「更新してシャットダウン」というものが追加されます。

こういうときは、シャットダウンにすこし時間がかかります。
時間がない時は「シャットダウン」でもいいですが、なるべく「更新してシャットダウン」を選びましょう。

Windows Updateの最終チェック日

「最新の状態です」の下に最終チェック日が書いてあります。

前回使ったPCスペックを用意します。
3.Winsosoft WindowsOS)について の
(3) Windows Updateの最終チェック日

を記入しましょう。

「今日」になっている場合は、日付に直してください。
年 は西暦がいいでしょう


このファイルは今後も使うので、保存しておきましょう。

ブラウザのアップデート

Edgeのアップデート

Edgeの右上に、下のように緑のやオレンジのや赤のがついていることがあります。
これはEdgeからのお知らせですが、多くの場合、Edgeの更新です。
更新の理由は必ずしもセキュリティ関連ではなく、安定性やパフォーマンスの向上などいろいろです。

右上のところを押すとメニューが出ます。
更新プログラムが利用可能ですを押すと、Edgeが更新されます・

この再起動がEdgeだけの再起動です。(Windowsの再起動ではありません)

再起動を押すと、一度Edgeが落ちて、更新されて立ち上がります。

Google Chromeのアップデート

ときどき、右上に以下のような 更新 あるいは 更新 あるいは 更新 という表示が出る場合があります。
(最初が緑で、更新せずに放置していると、オレンジになり、その後赤になります)

更新あるいは更新あるいは更新を押すと、以下のように 再起動してChrome を更新 というメニューがあります。
これをクリックすると、Chromeが再起動して更新されます。

更新 がなくても、メニューを開き、ヘルプ→chromeについて を開いてみましょう。

設定画面が開きます。

「最新の状態です」なら問題ありません。

更新があるあ場合は、「更新しています」という表示が出ます。

再起動が表示されたら、押してChromeを再起動します。
この再起動はChromeだけの再起動です。(Windowsの再起動ではありません。)

Chromeが更新されて立ち上がります。

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