Excelのデータ入力

これも、Excel2013,2016はほぼ同じなので、Excel2013で説明します。

Excle2010はこちら

他の方法で作られたデータ

実験などでは、以前は、計測機器が表示する数値を一度手で書き取って、それをExcelに打ち込むのが普通でした。しかし最近は、いろいろな測定機器が計測数値のデータファイルを直接作ることが出来ます。

その場合、Excelの形式は基本的にはExcelでしか読めないので、普通はCSV形式という形式でデータが作られるのが普通です。

CSVはComma Separated Valuesの頭文字で、「カンマで区切られた数値」という意味です。

メモ帳を開き(すべてのプログラム→アクセサリ→メモ帳) 数字をカンマで区切って、適当なデータファイルを作りましょう。

出来たらてきとうな 場所に保存します。(testdata.csv)

Excelのファイル→開く でそれを開きます。(ファイルの種類を「すべてのファイル」にしないと見つからないかもしれません)

CSV形式以外

CSVは区切りがカンマと決まっていますが、一般的には、区切りはスペースやtabなどでもかまいません。
Excelはそういうものにも対応していますが、その場合は、何で区切ってあるかを指定数必要があります。
先ほどのtestdata,csvのカンマをスペースにして、testdata.txtで保存します。(拡張子に注意)

これをExcelで開くと、まず以下のような画面が出ます。

次へを押すと、以下のようになるので、区切りがスペースであることを教えます。

次へを押すと、データの中身が何なのかを聞いてきます。普通は標準でいいですが、場合によってデータの形式を指定します。

完了を押せば、データが読み込めます。

このようにして、他の機械などで作られたデータファイルもExcelで処理できます。

逆に、一般的なExcelのファイルも、通常の保存ではなく
名前をつけて保存→CSV(カンマ区切り)
を選べば、CSV形式で保存が出来るので、他のデータ処理ソフトなどにデータを渡すことが出来ます。

実際のデータ処理の例

まずは、これ(food.txt)を右クリックでダウンロードします。

このデータは、カンマで区切られているので、カンマ区切りであることをExcelに教えて、開きます。(開くとき、「すべてのファイル」にしないと見つからないかもしれません)

また、オートフィルタを使いましょう。
データの説明の部分を選択して、データ→フィルタ を選びます。

まずは、果物だけを取り出します。
「分類」の▼を押し、メニューから「果物」を選びます。

すると果物だけの表になります。

「売上」の▼を押し、メニューから「昇順」を選びます。

こうすることで、果物の売上の状況がわかります。