まず、
これ(error.xlsx)をダウンロードしてください。
編集を許可します。
同じものを複数回(この例では15回)測定しても、実際は測定結果は微妙に違ったものになるのが普通です。
平均
平均値を取りたい部分を選択し、以下の図のアイコンの右の▼を押してメニューを開き、
平均を選びます。
平均値が表示されます。
あるいは、先に結果を表示したいセルを選択しておいてから、平均を出す方法もあります。
セルを選択して、
平均を選びます。
平均を取るデータの範囲を選択します。
Exterキーを押します。
平均が出ます。
標準偏差
標準偏差はメニューにありません。
その場合は、標準偏差を計算する関数を探すことになります。
まず、結果を書き出したいセルを選び、
その他の関数 を選びます
。
キーワードを打ち込んで関数を検索します
標準偏差の場合、いくつか候補が出てしまいますが、
STDEVが正解です。(Standard deviation)
あるいは
STDEVPが正解です。(違いは後で説明します)
数値1 の欄に計算する領域を打ちます。
今の場合C3からC16です。(
からは
:を使います)
OKを押すと結果が出ます。
平均と標準偏差が求まりました。
AVERAGE(平均)
VARP(分散:標本分散)
VAR(不偏分散)
STDEVP(標準偏差)
STVEV(不偏標準偏差)
あるクラスの成績のように、すべてのデータがそろっている場合は、分散と標準偏差を使う。
しかし、すべてのデータがそろっていなくて、サンプリングされたデータから本来のデータを推定するときは不偏分散、不偏標準偏差を使う。
実験データの場合、本来は非常に多くの測定(例えば100回とか1000回)をしたほうがいいわけだが、時間の都合などで10回しか測定できないというよ
うなことが多い、この場合は、「もしも非常に多くの測定を多く行ったとしたら、本来はどういう分散をしたのだろうか?」ということを推定するので、不偏分
散を使うのが正しいだろう。
ただし、式を見てわかるように、nがある程度大きいと、分散と不偏分散の数値的な違いは小さくなる。
Excelで見てみよう。
戻る